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Q&A

歯・口のお手入れ

歯のみがき方のポイントを教えてください ?

歯磨きの目的は歯垢を落とすことです。毛先の開いてきた歯ブラシの効率は極端に悪くなりますので、1カ月に1度取り替えることをお勧めします。 ただし、1カ月以内に毛先が開くようなときは、力が入りすぎかもしれません。
むし歯や歯周病の原因となる歯垢がたまりやすい部分は、歯と歯の間や歯と歯肉の境目です。 また、歯と歯の間の汚れには、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助用清掃器具を用いるとなお良いでしょう。
自分にあった磨き方や、注意して磨かなければいけない点は、かかりつけの歯科医院に相談してみましょう。

歯周病が心配なのですが?

歯周病は生活習慣病で、多くの方は全く症状が無いまま徐々に進行していきます。
重傷になると、口臭、歯肉からの出血、さらに、歯肉の腫れ、痛み、歯の周りから膿がでる、などの症状が出ます。
歯がぐらつく、強い痛みがある、などの自覚症状が出てようやく気づくことが多いのですが、病状は末期にさしかかっている場合が多く、場合によっては歯を失うことになります。 症状がなくてもかかりつけ歯科医を受診して検査を受けることをおすすめします。

前歯の汚れが気になるんですが ?

日常飲んでいるお茶などが原因で、汚れが付着する事があります。 タバコや食べ物に含まれているいろいろな色素が、歯の表面、とくに上の前歯に良く付着します。
歯ブラシでみがいても落ちにくいですが、食後、時間がたつと汚れが固まり、落ちにくくなります。従って、食べたり飲んだりした後は、早めに歯を磨くと汚れがつきにくくなります。 また、歯みがき剤を少し付けると落ちる場合があります。
歯ブラシで落ちにくい汚れは、歯科医院でクリーニングしてもらえばきれいな歯に戻ります。

一般歯科治療

むし歯の治療法をおしえて?

むし歯の初期の段階では、処置をせず経過を見ます。口腔清掃を十分行い、再石灰化と言って自然の修復を期待する考えです。
エナメル質、セメント質までのむし歯では、むし歯になった部分を削って樹脂など人工的な材料をつめます。
象牙質まで及んだむし歯では、自覚症状は無い場合もありますが、水がしみたりします。感染した部分を取り除いた後、前歯では歯の色に似た樹脂(歯科用レジン)などをつめます。 奥歯の場合もレジンをつめたり、あるいは型をとり、その型をもとにして、金属鋳造物(インレー、アンレー、クラウン)をセメントでつけます。
歯髄まで及んだむし歯では、冷たいものや熱いものにもしみたり、何もしなくてもズキズキと痛みが生じてきます。 治療は、歯髄を取った後、消毒を繰り返し、根に薬をつめます。その後、金属の冠やセラミック、合成樹脂等で覆いかぶせて修復処置を行います。

治療で神経をとっても大丈夫ですか?

一般に歯の神経と言われる歯髄は、歯に栄養を送る働きがあります。それを取ると歯に栄養を送ることができなくなり、歯が死んでしまう事を意味します。
神経を取った歯(失活歯と言います)は神経のある歯に比較してもろくなってしまい歯が割れやすくなります。植物にたとえるなら枯れ葉のようになってしまうのです。
そういう意味で歯には良くないと言えます。

口腔外科治療

親知らずは抜かないとだめでしょうか ?

親知らずは、萌出する場所がないと痛む場合があります。 また、歯茎から親知らずの頭(歯冠)が少し露出している不完全な萌出な場合も、露出した歯冠の周囲に歯ブラシが届かないことが多く、 不潔な状態が続く場合に細菌感染を起こし痛みや腫れが出る場合があります。これを智歯周囲炎と呼びます。
現代の人の顎は小さくなってきており、親知らずが萌出する場所が少ない人が増えてきています。歯の大きさは昔の人と大きく変わっていません。 ですから、一番最後に萌出してくる親知らずはスペースが少なく、正常に出てこない場合が多いのです。
親知らずは一番奥の歯でご自身ではよく見えないことも多く、しっかり磨ける萌出状況かどうか?抜いて手前までをしっかり健康に保てるようにした方が良いのかどうか? 萌出スペースの有無や萌出状況は個々で異なります。

口内炎ができて、痛みがあるんですが ?

口内炎のときにできる白いできものは粘膜の潰瘍で、中でも多いのが、「アフタ性口内炎」です。口の中の粘膜は新陳代謝で新しく入れ替わるので、 口内炎も普通は1〜2週間我慢していれば自然に治ります。
しかし、再発しやすく、最初の口内炎ができて治りきらないうちに次のものができたり、月に1回、年に2,3回繰り返しできるという人もいます。
直接の原因は不明ですが、誘因はいくつかあります。栄養の偏り、特にビタミンB2,B6,B12,ビタミンCの不足、 睡眠不足、過労、お酒の飲み過ぎ、ストレス、不十分な歯磨き、月経不順、胃腸障害などです。

その他

乳幼児期の口のお手入れ方法を教えて ?

哺乳期には歯がありません。したがって積極的な口の手入れは必要なく、授乳後のミルクの残りも唾液と共に飲み込まれ、自然にきれいになります。 時々熱が出た後に舌苔がみられることがありますが、水に濡らしたガーゼなどで軽く清拭する程度でいいでしょう。歯磨きの第一段階であるガーゼみがきの始まりです。
生後6カ月から8カ月で下の乳前歯が生えてきます。離乳が始まり歯の汚れが気になりますが、この時期は唾液の分泌も多くなり、 下の前歯についた乳や離乳食のカスは、よだれにより洗い流されますので、まだ歯ブラシによる歯磨きは必要ないでしょう。
生後10カ月頃から上の前歯が生えてきますが、ここは唾液による洗浄作用が届きにくい場所なので、歯についた汚れが自然にはとれにくく歯ブラシによる歯磨きが必要になってきます。 歯磨きの導入時期ですので、手早く磨いて歯ブラシに慣らし、1日1回の歯磨き習慣をつけましょう。
1歳頃には乳歯の前歯が生えそろい、奥歯(第1乳臼歯)が生えてきます。上の前歯の歯と歯の間はむし歯になりやすく、奥歯は噛む面に溝があり、 食べカスや歯垢(プラーク)が溜まりやすいため、1日1回は歯ブラシを使った歯磨きが必要となります。
歯ブラシはヘッドが小さく、毛先の短いものを選び、ペングリップ又は指先を使って持ち、毛先を歯の表面にきちんと当て、軽い力で細かく振動させるように動かして磨きます。 力が強いと痛がり、歯磨きを嫌がるもとになりますので注意しましょう。まだ習慣づけの時期ですから、歯の汚れを徹底的に取ろうというより、飲み物や食べ物、食べ方に気をつけて、 歯の汚れやその中に細菌を増やさないようにする方が重要です。

歯ぎしりがひどいのですが?

歯ぎしりの原因はまだ完全には解明されていませんが、ストレスや噛み合わせの異常によるものと考えられております。 その影響としては歯の咬耗、顎の関節への過度な負担、歯周病の悪化、頭痛等があげられます。 また、起きているときならば、しない様に心がける事も出来るわけですが、寝ている間に起こるわけですから、本人はまったく気が付いていないわけです。
対策としては歯の噛み合わせの調整、ナイトガードの装着、ストレスをコントロールするための自己暗示法等があります。